亀岡みらいパース

~みんなで作ろう 亀岡の未来図~

亀岡ツバメ調査2015 結果新聞掲載

亀岡ツバメ調査2015 結果報告を京都新聞に掲載していただきました。

2016年4月8日朝刊
ツバメは新興住宅より城下町好む? 京都・亀岡で営巣調査 印刷用画面を開く



2015年9月7日朝刊
亀岡みらいパースのメンバーが「口丹随想」を担当させていただきました。

「ツバメから見える亀岡の未来図」

 今年生まれと思われるツバメたちが、あちこちで集まっている姿を少し前まで見かけましたが、涼しい日が増えるにつれ、その姿を見かけることが減ってきました。今は南への旅立ちに備え、エネルギーを蓄えていることでしょう。

 亀岡市内で巣を作っているツバメの数が多いと感じた昨年の春、過去の調査について調べてみたのですが、亀岡市全域を対象とした巣の分布調査は見つかりませんでした。普通に見られる種のデータでも蓄積されれば、環境を知る上で重要な資料になります。また将来、同様の調査を実施した時には、過去の状況を知るためのデータとして活用することもできます。

 そこで亀岡みらいパースでは、今年の6月から亀岡ツバメ調査を実施することにしました。おかげさまで8月末の時点で約300件の情報をお寄せいただき、調査を無事終了することができました。ご協力ありがとうございました。

 調査には幼児から高齢の方までがご参加くださいました。ご自宅に作られている巣の状況をお知らせくださる方、日課のウォーキングをしながら巣の状況を観察してくださる方、通学や通勤の中で見つけた巣をお知らせくださる方などから多くの報告が寄せられました。また地域の野鳥の観察を続けてこられた方々からはさまざまなご協力やご助言をいただきました。

 今後、集まったデータを整理し、集落あたりの巣の数の比較などの解析を進めていく予定です。なお来年度はツバメが渡ってくる4月頃から調査を始めることで精度を高めながら、ねぐらについても把握していきたいと考えています。

 亀岡みらいパースでは、「みんなで作ろう!亀岡の未来図」を合言葉に、多くの人と対話しながら亀岡の魅力を様々な角度から見つめ、将来のまちづくりにつなげていく活動を進めています。

 今回のツバメ調査は亀岡というまちを、生きものの視点から考えてみるきっかけになりました。ツバメが暮らしていくには、ねぐらになるヨシ原、巣作りに使う土とわらが手に入る水田、エサとなる虫をたくさん捕ることができる草原や水辺が、巣からそう遠くない場所にある必要があります。そしてそれらの環境はツバメだけではなく、多くの生きものたちにすみ場所を提供し、また亀岡の景色を作る要素にもなっています。今年のツバメたちを支えた環境はまさに亀岡の地域資源であり、亀岡の魅力の一つなのではないでしょうか。何千キロも離れた南の国と亀岡を行き来するツバメたちにとって魅力的なまちの姿は、亀岡の未来図の一つになると思います。
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